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マグネシウムの可能性
マグネシウムは、SDGsの主役です。
地球環境への負荷が低いマグネシウムは、SDGsに力を入れている多くの企業・団体から注目を集めています。
洗濯を「洗たくマグちゃん」に変えることで、地球環境保全につなげることができます。
知っていますか？
実は身近なマグネシウム
実は人間の体内には約20〜30グラムのマグネシウムが存在しています。リンやカルシウムとともに、人間の生命維持に重要な役割を担っています。マグネシウムが不足すると、様々な病気を引き起こすともいわれています。
日本では、かつて海水からマグネシウムを生産していたことがあります。現在は鋼やアルミニウムが主流となっていますが、多くの企業・団体がSDGsに取り組む中、マグネシウムを活用した社会づくりの関心が高まっています。
マグネシウムの特徴
軽さ
鉄の1/4、アルミニウムの2/3と、実用金属としては最も軽い素材です。
強さ
比強度、比剛性が鋼やアルミニウムより優れ、デジタルカメラや携帯電話などにも使用されています。
豊富さ
「枯渇しない資源」といわれています。海水を淡水化してマグネシウムを取り出す研究も注目されています。
エコ
マグネシウムはリサイクルが可能な材料です。マグネシウム再生に要するエネルギーも新塊製造時の4%と小さく済みます。
宮本製作所とマグネシウム
30年前、自動車エンジン部品の加工を専門としていた宮本製作所。新しい素材を探していたときに出会ったのがマグネシウムでした。それ以来、当社は「マグネシウムを使って、何かできないか」を常に探究し続けてきました。マグネシウム関連の特許は10以上にのぼります。2007年には茨城マグネシウム工業会（現・茨城マグネシウムR&D）を発足、「マグネシウムの茨城」というブランド構築を目標に、「マグネシウムのある暮らし」を地域と協業しながら取り組んでいます。
マグネシウムが未来を拓く
無限の可能性があるマグネシウム。宮本製作所は、グローバルの課題解決への取り組みも始めています。
例えば、世界各地で懸念されている水不足。極度の高温と干ばつにより、食糧危機が起こりつつあります。宮本製作所は、マグちゃんランドリーを設置したコインランドリーから出る排水を、水不足の国々に送り込むことを計画しています。マグネシウム水を農業用水に利用していただくことで、持続可能な社会の実現に貢献します。
