2024.12.19 NEWS

みつはの杜 里山再生プロジェクトに参加しました

概要
令和6年12月11日(水)~13日(金)の3日間で、静岡県浜松市白洲町にある『みつはの杜』里山再生プロジェクトに参加しました。

竹林に覆われたこの里山は、今年の夏、台風の影響で3か所も土砂崩れが発生。
人家へも被害が出てしまった上に、墓地が流されてしまった箇所もあり、泣く泣く墓じまいをすることになってしまった方もいらっしゃるそうです。
近隣の住民の生活を守るために、そして、元々あった自然や文化を復活させるため、この里山を整備しようと始めたのがNano Intention株式会社である。
彼らが竹林の伐採を始めていくと、湧水を発見。
古文書によると「みつはのめのかみ」という名前の水の神様が祀られていることが分かり、それにちなんでこの里山を『みつはの杜』と命名したそう。

さらに彼らは、弊社のマグちゃんランドリーを設置し、整備の際に汚れた洋服やタオルなどを洗っています。
洗剤を使っていない排水は、ゆくゆくはこの里山で農作物を育てる際に再利用すると言います。
山全体が雨水やマグちゃんだけで洗った洗濯排水を吸収し、栄養豊富な湧水となり、それがやがて浜名湖へ流れていき、動植物を育んでいく。
そして伐採した竹も無駄にせず、竹炭や竹酢液にすることでエネルギーや肥料に変え、里山で自給自足をする。
さらに、もともとあった頂上にまつられているお地蔵様への参道や、お墓参りへ行くための道を整備することで近隣の方にも喜んでいただく。
このような循環型の里山を目指しています。

活動内容
竹林の伐採(エリア拡大)
伐採した竹をまとめる作業・運搬作業
草刈り
里山での生活体験(キャンプ)

その様子
▼土砂崩れがあった場所

人家及び車両までもが被害に遭われています。
ここは、行政が入ってくれて対応してくれたが、他2か所は人命に影響がないとのことで、今でも手付かずのままになっています。

▼竹林伐採作業前

▼竹林伐採作業後

1日作業をしても、これしか進みませんでした。
伐採するだけではなく、それを均一な長さに切り、枝を落とし、運搬しまとめるまでが一連の作業。
思っていた以上にハードな作業でした。

▼里山生活の体験(キャンプ)

自然の中に身を置き、ただ時間がゆっくり流れるのを感じる。

忙しい毎日に追われている現代社会には、必要な場所だと思います。
未来の子供たちがより良い環境で暮らし、健やかに育っていくための環境保全活動や持続可能な商品作りをこれからも行って参ります。

以上

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